
当クリニックが誕生したのは、昭和62年9月。25年前です。元尼崎市長であった故六島誠之助が設立し「どこよりも暖かく、どこよりも快適な医療を」を信条とし、透析を中心に運営してきました。現 六島大理事長が受け継いだ今も、その心は変わっていません。日々の生活に不安を感じがちな患者様に心地よく安らげる医療を提供できるよう心掛けながら、尼崎市武庫元町の六島クリニック、南武庫之荘3丁目の第二六島クリニック、新潟県五泉市の五泉六島クリニック、そして平成22年9月に開院した城内六島クリニックと医療施設の拡大充実を図っています。そして、そこから得た経験、知識を活かして患者様の満足が得られる医療を提供できるよう、日々サービスの向上を目指しています。

六島クリニックは日進月歩の医療技術に合わせて、最先端の透析医療設備を整えてきました。 例えば、城内六島クリニックは、東レ製の最新の逆ろ過透析液を用いる全自動透析装置(TR-3000MA)を全台導入しています。

患者様に満足してもらえる看護を行うことを目的とし、現在は固定チーム継続受け持ち制を導入し、医師の治療方針をもとに患者中心の看護、質の高い看護、責任のある看護を提供しています。

ともすれば不安な思いで透析医療を受けられる皆様に、できる限り快適に過ごしていただけるような環境をご提供しています。静かで落ち着いた雰囲気をかもしだし、来院されたどなたもが、くつろぎ、安らいでいただけるよう配慮しています。


透析機器は、本院では4年前に日機装製のDCS-28を、第二クリニックは平成22年2月に東レ製全自動透析装置(TR-3000M)を導入しまし。また城内クリニックは平成22年9月の開院に際して、東レ製の逆ろ過透析液を用いる全自動透析装置(TR-3000MA)を導入しました。各クリニックとも更新時期の最新機種を導入し、高品質の透析を目指しています。
また透析液を清浄化することで、透析の長期合併症を減らすことができると言われています。各クリニックでは、透析液のエンドトキシン検査、細菌検査を毎月確実に実施し、透析液の清浄化に努めています。

透析患者様では、高齢の人、糖尿病・高血圧をもつ人も多く、虚血性心疾患、心臓弁膜症、頸動脈硬化症、下肢の閉塞性動脈硬化症などいろいろな合併症が出現することがあります。このため、腹部超音波検査、心臓超音波検査、頸動脈超音波検査、ABI検査(下肢の閉塞性動脈硬化症をチェックする検査)などを定期的に院内で実施し、合併症の早期発見に努めています。

透析中には、必ず医師の回診があります。患者様の訴え、症状の変化などにもすみやかに対応できる体制となっています。
また各クリニックとも複数の医師で運営されていますが、各患者様毎に主治医を決め、その患者様のいろいろな問題に対してその主治医が責任をもって対応できるような体制を築いています。

透析患者様の交流と親睦のため「六美会」を組織しています。毎年の総会の後には健康づくりのための勉強会、また、バス旅行などの企画も楽しみです。この六美会は透析患者様の全国組織である全腎協や兵庫県腎友会「阪神支部」などにも協力しています。

六島クリニックは関西で最も早く透析患者様の送迎システムを整えました。毎週3回の送迎で患者様の精神的、経済的負担を軽減し、快適に透析を受けられる環境づくりに努めています。

元気な透析生活を継続してゆくためには、正しい食生活が大切です。減塩・食事量を、舌と目とお腹で確認していただくため、ご希望の方には無料で治療食(透析食)を提供しています。
また、常勤の管理栄養士が各クリニックをラウンドし、各患者様の個別栄養指導も行っています。また最近では、高齢患者様が多く、栄養管理の重要性が明らかになっていることから、家族やヘルパーに対する栄養指導も行っています。

3クリニック合同の勉強会を、年に2回行っています。各会とも、医師、看護師、管理栄養士が、それぞれ患者様の日常の透析生活の役にたつテーマで講演を行っています。講演後の質疑応答も活発で、盛り上がりのある会になっています。

六島クリニックでは、介護保険を便利に利用するために、六島クリニックケアプランセンターが設けられています。専任のケアマネージャーが、患者様の様々なご相談をお受けしています。介護保険利用による、各施設への入所や、ヘルパーさんの派遣などのご要望に的確にお応え致します。

固定チーム継続受け持ち制とは、数名の看護師でチームをつくり、担当看護師は患者様を長期的に受け待ち責任・権限を持ち看護ケアの主体となる体制です。チームスタッフは担当看護師のサポートを行い、チーム全員が患者様に安心して透析生活を送ることができるように努めています。

近年、糖尿病由来の透析患者様が増加し、フットケアの重要性が指摘されるようになっています。糖尿病患者様では、①動脈硬化の進行による循環障害②糖尿病性神経障害による知覚鈍麻・麻痺、③高血糖による免疫力の低下などがあるため、足にできた傷を放置しておくと、潰瘍や壊疽が難治化し、最悪の場合には下肢切断にいたることになります。
当クリニックでは、担当看護師が中心となり患者様の足病変を注意深く、見る・視る・診るようにしています。実際には、経時変化がわかるようにデジタルカメラでの撮影、足浴・爪切り、創傷処置を積極的に行っています。
フットケアをとおして、患者様の足病変に対する認識の高まりと看護師に対する信頼関係の構築に繋がっています。

各クリニックとも、いろいろな委員会(安全対策・感染対策・業務改善・教育・記録・パンフレット)が設置されています。各委員会活動を通して、日々の業務を見直すことで、より安全な、より良質な、透析医療・透析看護をめざしています。
また院外の研究会や学会参加を積極的に進めることで、各スタッフのレベルアップを通じて、クリニック全体の医療・看護のレベルアップをめざしています。